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高級スキーロッカーでRFIDリゾートリストバンドを使う利用客
技術情報 · · 著者: PrintPlast

スキーリゾート全体を一つのRFID認証媒体で:リフト、客室、ロッカー、決済

11分で読めます

利用客は昼食前だけでも、駐車場、チェックイン、スキーレンタル、ブーツ用ロッカー、ゴンドラ、スキースクール、山のレストラン、ホテルの客室という八つの場面で、入場や支払いを行うかもしれません。それぞれ異なる認証媒体を管理してもらうことは、負担になります。スキーリゾートを一つのRFID認証媒体で利用できることの魅力は明らかですが、技術面の判断は、すべてのカードに同じ番号を印刷すれば済むほど単純ではありません。

本ガイドでは、一つの実物の認証媒体でリゾート全体を利用できる場合と、連携して使うスキーパスカードとリゾートリストバンドの組み合わせが、利用客と運営者の双方によりよい結果をもたらす場合を解説します。

まず把握
すべての読取機
選択
一つにするか、複数にするか
連携
システムとデータ
実証
完成サンプル

「一つの認証媒体」が意味するもの

リゾートの担当者は、この表現を三つの異なる意味で使うことがあります。

  1. 一つの実物の認証媒体:同じカードまたはリストバンドを、対象となるすべての読取機が受け付けます。
  2. 一つの利用客アカウント:複数の実物の認証媒体が、連携するソフトウェア内の同じプロフィール、権限、ウォレットを参照します。
  3. 連携して使う認証媒体の一式:リフトカード、客室キー、リストバンドでブランド表現と利用客データを統一しながら、各システムに必要な技術を維持します。

持ち物を一つだけにできるのは、最初のモデルだけです。二番目と三番目のモデルでも一貫した利用体験を提供でき、リフト、ホテル、レジャー施設の技術要件が異なる場合には、運用を支えやすいことがあります。

リゾート全体の利用経路を整理

利用場面利用客の操作記録すべき確認事項
駐車場入庫、出庫、利用確認RFID、バーコード、ナンバープレート、スタッフによる確認のどれを使うか?
チェックインアクセス権の受領と有効化どのシステムが利用客の記録と権限を作成するか?
レンタル用具の受け取りと返却認証媒体が識別するのは利用客、用具、それとも両方か?
スキースクールレッスンとグループの確認指導員が屋外で目視または読み取りする必要がある情報は何か?
リフトハンズフリーでゲートを通過周波数、規格、データ形式、読み取り位置は?
ロッカー収納の開閉固定のロッカーか、利用時に割り当てるロッカーか?
ホテル客室客室や共用エリアの解錠電子錠が対応する認証媒体の種類は?
飲食・物販アカウントへの付け払い、残高の利用媒体内の残高、アカウント照会、単純な利用資格のどれを使うか?

スタッフ専用のドア、携帯端末による確認、遺失物対応、緊急時の手順、オフライン運用も含めてください。通常の利用経路だけに対応し、例外処理を考慮しないソリューションは、チケット窓口の負担になります。

一枚の実物のカードで対応できる条件

各システムが対応する非接触技術を共通で使い、運営チームが利用客の識別情報と権限の管理方法に合意している場合、一枚のカードによる運用は現実的です。リフトゲート、ホテルの電子錠、ロッカーの制御装置、決済基盤が必ずしも同じソフトウェアを使う必要はありません。ただし、それぞれが認証媒体の合意した部分を読み取れるか、連携によって確実にその情報を参照できる必要があります。

決定前に、次の事項を確認してください。

  • 各読取機で対応する周波数とエアインターフェース規格。
  • 各システムが使う識別子またはメモリ領域。
  • データ書き込み用の鍵や保護されたデータが必要か。
  • 有効化、失効、再発行の業務手順を誰が担当するか。
  • 紛失した認証媒体を、すべての場所で迅速に無効化できるか。
  • ネットワークや中央の連携機能が利用できないとき、各システムがどう動作するか。
  • 最終的なカード構成で、各利用場面の読み取りが安定しているか。

ISO/IEC 14443とISO/IEC 15693は、一般的な非接触規格の例ですが、二つのシステムが同じ認証媒体を受け付けることを保証するものではありません。共通のシリアル番号があっても、それだけで権限が共有されるわけではありません。

カードとリストバンドの組み合わせが適する場合

形状ごとに、得意な利用場面は異なります。カードはチケットプリンターで効率よく処理でき、利用客の写真を載せられ、スキージャケットのポケットに入れたままハンズフリーでゲート読み取りができます。リストバンドはスパ、プール、ロッカーの利用中に紛失しにくく、スキー用具を身に着けていないときも使えます。

次の場合には、連携した複数の認証媒体を使うほうが適することが多くあります。

  • リフトとホテルの読取機が、異なる認証媒体の技術を必要とする場合。
  • 水にぬれるレジャーエリアで、利用客が身に着けられる認証媒体を必要とする場合。
  • シーズンパスの所有者には写真付き身分証が必要でも、短期滞在の利用客には不要な場合。
  • 子どもやスキースクールのグループに、安全に装着でき、サイズを調整できる形状が必要な場合。
  • 上位サービスの利用客には再利用可能な認証媒体を渡し、日帰り客には迅速な発行が必要な場合。
  • 別々のシステムで、共通の認証媒体を安全に失効または更新できない場合。

複数のアイテムでも、統一感は持たせられます。共通の視覚表現、明確な色分け、対応する番号、各認証媒体の役割を説明する包装を使いましょう。リゾートのソフトウェアが対応する範囲で、内部では利用客のプロフィールを通じて関連付けられます。

用途別のカード、リストバンド、補助的な認証媒体

リフトパスカード

ゲートがジャケットのポケット内の認証媒体を読み取るよう設計され、リゾートに窓口での迅速な印刷、パスの種類の識別、シーズンパス所有者の写真が必要な場合に適しています。恒久的な印刷、可変データ、熱で書き換えられる表面などの選択肢があります。

再利用可能なリゾートリストバンド

客室、ロッカー、スパ、飲食、キャッシュレスアカウントで、ハンズフリーの利用を繰り返す場合に適しています。構成、留め具、耐水性は、利用客の層と想定する再利用サイクルに合わせる必要があります。PrintPlastのオリジナルRFIDリストバンドの形状をご覧ください。

ホテルやシャレーの客室キー

施設の電子錠システムが山岳エリアの運営システムと別になっている場合、専用の客室キーが適することがあります。木材、再生PVC、植物繊維の構成により、ホテルの認証媒体をリゾートの視覚的なブランドイメージに合わせられます。例えばGrace La Margna St. Moritzは、アルプスでの宿泊体験のために、オリジナルのウォールナット製RFIDカードキーを選びました。

スタッフ、レンタル、用具の認証媒体

スタッフID、スキースクールのカード、レンタル用タグ、ロッカー用認証媒体には、利用客のリフトパスには不要な、目視できる役割表示、写真、バーコード、取り付け機能が必要な場合があります。実物の製品としては別にしても、調達計画には同じ枠組みで含めてください。

利用客アカウントと権限の設計

実物の認証媒体で見える個人情報は、業務上必要な最小限にとどめるべきです。印刷または書き込まれた識別子によって、正規のリゾートシステム内の該当記録を参照できます。利用客のプロフィール全体や決済データを媒体に持たせる必要はありません。

運用開始前に、役割とライフサイクル上の処理を定義してください。

  • 誰が認証媒体を発行し、各サービスを有効にするか?
  • どのチームが権限を追加・削除できるか?
  • チェックアウト時やパスの期限切れ時に、どのような処理を行うか?
  • 紛失したカードやリストバンドをどう再発行するか?
  • 未使用の残高、レンタル、レッスンの利用資格を、再発行した媒体に引き継げるか?
  • どの監査記録が必要か?
  • 利用客データをどのくらいの期間、どのようなプライバシー上の根拠に基づいて保持するか?

キャッシュレス決済には明確な構成が必要

「キャッシュレスリストバンド」は、複数のモデルを指す表現です。認証媒体がリゾートの基盤で管理する利用客アカウントを識別する場合もあれば、事前に入金した施設内専用の残高を表す場合や、食事プランなどの利用資格を確認する場合もあります。一般的な決済カードとして機能すると想定するべきではありません。

リゾートの決済事業者、IT・セキュリティ責任者、財務チームを設計に参加させてください。取引承認、返金、認証媒体の紛失、オフライン時の限度額、照合、規制上の責任を定義する必要があります。認証媒体のメーカーは、合意した実物の構成とRFID仕様を提供するものであり、決済システムに代わるものではありません。

実際の利用経路を試作で検証

提案するカードとリストバンドの完成サンプルを作り、到着からチェックアウトまでの現実的な利用シナリオを試してください。長い氏名、子どもとスタッフの権限、媒体の紛失、客室変更、リフトの利用資格の期限切れ、オフラインの読取機も含めます。データの流れと同じくらい、装着感や見た目も丁寧に検証してください。

  1. すべての読取機と、対応する認証媒体の仕様を確認します。
  2. 利用客の識別情報、データ書き込み、システム連携の責任分担に合意します。
  3. 利用場面ごとに実物の形状を選びます。
  4. 読取機に適合する完成サンプルを製作します。
  5. 技術、業務、利用客体験の受け入れ試験を行います。
  6. 発行、再発行、返却、リサイクルの業務手順を文書化します。

認証媒体を一本化する計画で確認すべき事項

  • どの利用客、スタッフ、用具の利用経路を対象にするか?
  • 各利用場面で、どの読取機とソフトウェアシステムが稼働しているか?
  • 各環境に適する実物の形状は何か?
  • 認証媒体は、恒久的に使うもの、再利用するもの、熱で書き換えるもののどれである必要があるか?
  • 誰が書き込み用データを提供し、権限を管理するか?
  • どのような目に見える個別情報の印刷が必要か?
  • 認証媒体をどのように発行、再発行、回収、梱包するか?
  • 量産承認前に、どのサンプル試験に合格する必要があるか?

カードに特化した素材、印刷、試験、見積もりの詳細は、RFIDスキーパスカードの購入ガイドをご覧ください。

リゾート全体のカード・リストバンド運用を整理

PrintPlastは、一つの統合された計画のもとで、リフトパスカード、リゾートリストバンド、客室キー、ロッカーカード、スタッフID、補助的な印刷認証媒体を製造できます。対象となるシステムと利用場面をお知らせください。技術的な適合確認とサンプル製作から始めます。